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あらあらそこのお嬢さん、どこへおでかけ? 【imaged by * MARIA(http://www.yel.mnet.ne.jp/~ssskkk77/INDEX.html ) 】
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あれが私に与えたのは

怒りであり、憎しみであり、恨みであり、屈辱であり、

優しさであり、温もりであり、慈しみであり、

僅かな優越感と 虚無感と


光であった

(なんと愚かな、なんと滑稽な、 それはあれか、私の方か)



***************

「俺達は誰かの為に死ぬ喜びなんて得られない」

男の声がそう言った。
目など向けぬ。向けた処で、男もきっとこちらに背を向けている。

「俺達は死ぬなんて選択はできない」

空で鳴いたのは、一羽の鷹であっただろうか
それともあれは、もしかすると男の泣き声やもしれぬ
などと、笑えもせぬ事ばかり考えて

「そう云う立場だ、アンタも俺も」

隻眼の鬼よ
お前は、

何を考える

「そうだろう?毛利元就」


(俺がアンタの為に死ねたらどうなるんだろうな、笑った鬼がこちらを向いた)



*****************

そこにあったものが何だったのか、私は未だにわからない
あれはけして、他の何かに向けられる事のないもの

心と呼ぶには固く
情けと呼ぶには柔らかく

「解せぬ」

それは恐らく、あれに会うまではおおよそ理解できぬもの
私が生きている間は、それを理解する事は叶わぬもの

「貴様はわかるか」

わかるのだろう、ああなんて忌々しい

わかるのだろう


何故ならそれは、あれに会ったが故に知ったもの


(愛など知らぬ、要らぬ、)



何事にも冷めた元就もいい、とか
戦は策通りに進めるだけ、右のものを左、左のものを右、みたいな感じで
兄貴が挑発しても「ふん、賊め」の一言で終わらせてしまったり
ちょっと不意打ちで変な事しても表情崩さずに「何がしたいのだ」とかこれまた一言で終わらせてしまったり
なんか全てにおいて冷めてる
ゲームの中ではわりと怒ったりとかしてるけど、それすらないとかね

とかそんな元就様もいい

って思ってたけど兄貴が可哀想だからやっぱり元就は元就でいいよ・・・

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