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あらあらそこのお嬢さん、どこへおでかけ? 【imaged by * MARIA(http://www.yel.mnet.ne.jp/~ssskkk77/INDEX.html ) 】
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堕ちてゆくは唯一つの私の心
雫が水面に落ちた様に、消える心の影すら見つけることもできず
それをお前は容易く見つけて私の前に差し出そうとするものだから

私はお前が怖いのだ

(近づかないで それ以上私を壊さないで)



毛利は元親が怖いのではなかろうか
怖いから拒絶して拒絶することで恐怖を微塵も感じさせない。自分にも相手にも誰にも。
それはもちろん、単純に元親の戦いの上でのレベルだとか、戦での敗北とか、そういう恐怖ではなく

元親の人間としての芯の強さと云うか
兵でも家臣でも、いつ死んでもおかしくない時代で、誰かが死ぬ度に傷つく事が怖くて、それを避ける為に自分個人の感情を捨てて、それが一番良いと思ってる毛利からすれば
一人一人を大切にして、誰かが死ぬ度に痛む元親は、自分の捨てたはずの感情をそのまま表している様で怖い
押し殺してきたいろんなものが自分の中でまた出てきそうになるのが嫌で辛くて苦しくて、だから目を背けては元親の存在を拒絶する
見たくない、近づいてほしくない



お互いに惹かれてる事に気づくのはだいぶ後
それでも毛利は気づかないふり
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